リタイア婦人 りゅうたま日記

リタイア婦人りゅうたまの日々のあれこれ

あっくんのこと

住居のエントランスに、いつもかまっているーーいや、かまっていただいているーー近所猫のサンちゃんと、4歳ぐらいの、見知らぬ男の子がいるのを見つけました。


黒い大きな目のかわいい男の子。
そしてなんと裸足。沖縄がいくら暖かいからってそれに危なかろうよ


「お名前、なんていうの?」
「あっくん」
「何処に住んでるの?」
「あっち」


あっくんは、長い睫毛をぱちぱちさせて
「サンって太陽という意味だよ」
「サンちゃん、あっくんの腕噛んだ」
「あっくんのうち、お菓子いっぱいあるの」
✖️△□(オバサンには聞き取れない、意味不明の呟き)
と取り止めのないお話しをしてくれました。


「じゃあね、バイバイね」
と言うと、あっくんも元気に「バイバーイ」と応じて坂道を下って行きました。


子供は親を選んで生まれてくると言う話がありますよね。
ふと、思いました。
「あっくんは我が家へ生まれてくることを選択していたのだが、私が子供どころではなくバタバタした仕事人生を送っていているうちに、あっくんの我が家への出生の予約有効期限が過ぎてしまった。よってあっくんは別の家庭に生まれることにしたのだが、母ちゃん候補だった私に、一応挨拶に来たのでは?」


もし私が母ちゃんになっていたら、家事全般不得意だし、基本ビバ自分だから、天下一品のダメ母になること必須。自信あるワwww


最近、坂道の下に数軒新しい家ができたので、あっくんはおそらくその中の一軒のおうちの子でしょう。


沖縄はこのところ、曇天と小雨でずっと悪天候。日照時間も記録的に短いとか。それにコロナのこともあって、あまり遊びにも行けません。
やることないと、色んなストーリーが浮かんでまいりますねえ