さよなら、JJ
JJ、休刊ですか!
諸行無常の風が、胸の中をすうっと通り過ぎていきます…。
脳内サーバーから“1980年前半“フォルダにアクセスし、”女子大生時代”ファイルを開けば、学内のカフェで友人と授業をサボる私、友人の下宿のこたつの中でまったりしている私の画像があり、その傍らにはJJが…。みんなでページをめくりながら、談笑したなあ。
当時は女子大生ブーム。JJのコンセプトも”お洒落で楽しいキャンパスライフ“という感じだったように思われます。
街角でのファッションスナップフォトにも”〇〇大学3年生 ✖️✖️△子“とキャプションが必ずあった。
表紙のモデルは黒田知永子さん、賀来千香子さん、君島十和子さんあたりだったか…。
ハマトラやニュートラからハイブランドやDCブランドへと変わっていくころで、ファー着て学食とか、通学カバンがヴィトン、カジュアルリングがカルチェの三連、というリッチな子もいたっけ。
セミロングで、耳の上のサイドの髪をレイヤーカットにして後ろに流す、というのが定番の髪型。入学したばかりの頃は、早くこの髪型にしたくて、受験直後のボサボサの髪を一生懸命伸ばしたものです。
当時は大学がレジャーランド化しているという非難もありましたね。JJは”人生で最長の有給休暇“を楽しむ女子大生のガイドブックだったのです。
インターネットの登場以来、趣味嗜好は多様化してるし、そもそも情報ってって基本無料だよね?というスタンスになっている。そういう中で、ワンテーマの有料紙メディアを発行し続けるのは厳しいのでしょう。
しかも世の中は、“所有物を減らして、ミニマルに、分相応に生きていく”という人がマジョリティになっているし。
しかし、何処かに”ウカレ上等“のアラカン元女子大生が雌伏している気がします。そんな人のために”JJ60“を創刊してみたらどうでしょうね〜。創刊号表紙はやっぱりチコさんかな〜。
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