リタイア婦人 りゅうたま日記

リタイア婦人りゅうたまの日々のあれこれ

意味ある偶然、ない偶然

最近悪天候の沖縄。いつもはエメラルドグリーンの海は怒涛の日本海のような様相です。

こんな時はインドア派になって、読書三昧。


図書館でサクッと借りた上橋菜穂子の「鹿の王」を読んでいるのですが感染症が物語の重要なモチーフになっていて、コロナ禍の今にオーバーラップするようなストーリーなんですね。こんな時に読むと何となく寓話的にも思えてしまう
シンクロニシティ=意味のある偶然の一致、でしょうか?


そういえば先日もモールに行き、夫が「腕時計を修理にだしたいのだが、時計屋どこだっけ?」と言うや否や
「只今時計店では、〇〇とXXの時計がセールとなっています。ベルト交換、修理も致します。場所は中央エスカレーター正面でございます。」
と彼のつぶやきに応じるかのような店内アナウンスが!
これも、“意味のある偶然の一致”ですよね。


しかし、“偶然の一致”には、意味はないけど絶妙なものもあって
30年以上前の話になります。


おじのところに電話をする必要があったのですが、番号がわからなかったので電話番号検索の104に電話し、(まだあるのかしら?104)おじの名前と住所を告げて調べてもらい、電話をかけました。


「はい、小です」
といって電話口に出た男性の声が、おじの声と思えないほど若い。
おじの小ハルオ()にはジロウ()という息子(私にとってはいとこ)がいたので
「ジロウちゃん?」
と確認すると
「ジロウさんは、友達の結婚披露宴にいってます」


え、ジロウちゃん、高校生でなかったっけ?友達もう結婚してるわけ?
まあそうだとして、ではこの声の主は?
「りゅうたまですが、ハルオおじちゃんですよね?」

と問うと、その男性は
「自分はハルオですが…。」


なんだか話が噛み合っているような、いないような状況だったの、お互いに確認したところ


・電話番号は小ジロウさんの家のもの
・電話に出たハルオさんは、ジロウさんが社長を務める会社の社員(か仕事のパートナー?)で、披露宴に行っている小ジロウさんの家で留守番していた


つまり、おじといとこと同名の人が、間違い電話先に存在した、というストーリー。


たぶん私がおじの電話番号検索を依頼する際、誤って息子のジロウ名を伝えしまった上に、住所もうろ覚えだったので不完全だったか間違えていたかで、検索の結果、別人がヒットしてしまったのでありましょう。


ハルオ社員と少しよもやま話などしたのですが、私からの電話は、絶賛彼女募集中だったジロウ社長に彼女ができ、その女性からかな、と思ったようです。
ジロウ社長は、自社ビルを建てたばかりで、バンバン仕事を拡張してるとのこと。
「社長に会ってみますか〜?」
と言われたけど、丁重にお断りしたワ。


いやこんな事ってあるんだ〜とびっくりしましたが、意味があったかといえば、まあないですねえ。

しかし、あの時ジロウ社長と会ってたら意味のある偶然の一致になっていたかしら??www