やっと…着物の虫干し
沖縄は去年の年末からずっと曇天・小雨・強風の悪天候。一日中晴れ!という清々しい日がないのです。
「雪の降らない豪雪地帯」のような薄暗〜い天候で、能天気な私もさすがに気が滅入ります。
しかし、今日は久々に太陽のお出まし!ずっと懸案になっていた、着物の虫干しをしました…と言っても畳んだまま、外気に晒して防虫剤を取り替えるだけ。
昭和の戦前・戦中生まれの母たちは、「着物一揃え持たせて嫁に行かせたら、娘子育てすごろく上がり!」と言う人多くなかったですか?
我が母もその類。祖父(母の父)が着物関係の商売をしており、本人も和裁のバイトをしていたので、思い入れがあったのか、私が結婚する時には「着付け自力でできないから、着物いらん」と言っているのに、色留袖、訪問着、付け下げ、小紋、紬など各種持たされたのでした…。ありがたい親心ですが、結婚して25年経つ今、まだしつけ糸のついたままのものもあり…。今後着る機会はやってくるのだろうか??
成人式の時は、流石に一回だけのために着物を着るのはもったいないと思い、親に頼み込んで、年を取っても着られるようにと毛皮のショートコートを買ってもらったのですが、(まあ、他の女子と差別化したかった、というのもありましたが…)エコロジー意識が高くなった昨今、毛皮の方がまったく使えないですね。着てたら360°方向から冷たい視線にさらされること間違いなし…。親に大枚叩いて買ってもらったものだし、捨てたり売ったりするのが心苦しく、今はひっそりと、しかし重々しく、“クローゼット名主”のような体になってます。
着物は筒型体型でないと、美しく着られないもの。若い頃はこの体型にするためウエスト消去の補正をしたものですが、今はもう不要だと思われますワwww。
人生も折り返し地点をとうに過ぎているんだから、ここはもう四の五の言わずにバンバン着て楽しまないと!
テキトーな虫干し。これでいいのか?
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