夫の料理のカジュアル化について🍽
我が家では、家事業務の担当が明確に決まっています。食事に関しては原則、料理が夫で片付けが私、です。
夫は“料理男子”。昔から“dancyu “を愛読し、時には“専門料理”などのプロ向けの本で研究に励むといった、熱の入れよう。
在職中は、平日はお互い忙しかったので各自で適当に食事し、週末は夫が腕を振るい、和食、イタリアン、中華…となかなか美味しい料理を作ってくれていたのです。
しかし結構本格志向なので、調味料や食材、調理器具にはこだわりの逸品をご所望。
ですから共稼ぎでそんなに外食もしていなかったにも関わらず、我が家のエンゲル係数は“食べ盛りの子沢山一家”のそれと同等だったと思います。
また料理に一家言ある夫は、
「昆布と鰹節で出汁をひかなくてどうする」
「cook〇〇なんかは、おバカな主婦が使うもの」
「カップ麺のようなマズイものなんて2度と食べない、と大学卒業時に誓った」
と、「どちらに高級店の料理人でしょうか?」とツッコミたくなるほど超上から目線でした。
そして退職後…。
もちろん毎日の食事の用意は、夫の業務です。
ある時片付けをしていた私は、ふと気がつきました。
「洗い物の中に、出汁を取る時に使う布巾を見ないな…。」
そのことを夫に尋ねると
「最近、久〇福のパックだし使ってるんだよね〜。」
それだけではありません。
以前夫が体調が悪そうな時、私の勧めで“cook〇〇を使って中華料理をしてみたら、その手間いらずさにすっかり味をしめてしまったようで、最近は常用しているではありませんか!
さらにさらに…。
私が非常用に取っておいた“どん〇〇鴨だしそば”が賞味期限間近だったので、もったいないからと食べていたところ、夫は「味見」といって一口食べ、曰く
「…美味い」
その後、時間がない時のランチには、カップ麺が登場することとなりました。
「簡易出汁やインスタント調味料、カップ麺を全否定してなかったっけ?」
とイジワルくも問うと、夫は
「だってえ、最近のものは美味しいんだもん♪」
そりゃそうでしょう。食品メーカーだって切磋琢磨して競合してるし、テクノロジーだって進化してるし。
引退後の食事作りは毎日のこと。週末だけの料理の時のように手の込んだ事をやっていては身が持たない…というのはわかりますが〜しかし宗旨替えしても何ら恥じる風もないのは、さすがだワwww
まあ世の男性は、まだ厨房に入らず派が多いところ、日々料理をしてもらえるのはありがたし…。これからも鋭意頑張っていただきたい!
でも、顆粒だしを使い始めるのは、時間の問題とみたよ!別に問題ないけどね!
ちなみに今日の夕ご飯はこれ。
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