リタイア婦人 りゅうたま日記

リタイア婦人りゅうたまの日々のあれこれ

大きな損には、小さな得が…。

大きな損には、小さな得があるってmoneyでなく、bodyの話。


アラカンにもなると、本当に身体は劣化街道を爆進し始めます。
白髪は増え、顔はたるんで四角くなり、シミが増え、老眼が進み、ドライマウスがひどくなり、知覚過敏で口中が不快で、関節が痛み、胸が下がり、下っ腹が出てウエストは拡張、二の腕は太くなり、ボコボコになった膝は人面瘡のようと枚挙にいとまなし。


しかし、不思議なことに、こんなに若さや健康さが失われつつあるというのに、昔持っていなかった良い性質を獲得したり、改善されたことがあったのですよ!


ひとつは視力に関して。
たしかに老眼は進んでいるのですが、近眼が緩和されつつあるのです。
美容院に行った時にそれに気づきました。美容師さんは、最後に鏡を持って後頭部を写し、仕上がりをお客に確認してもらうでしょう?
いつも眼鏡をかけずに見ているので、ぼんやりしてあまりよく分からず、テキトー「OKでーす」と言っていたのですが、最近まあまあディテールが見えるんですよね。
「老眼が進むと近眼が治る場合がある」という噂は聞いていましたが、「それ、都市伝説でしょう〜」とまともに取り合ってませんでした。よもや我が身に起こるとは。こうなったら、近眼+老眼でプラスマイナス0、眼鏡フリー生活を目指したいものです。

ふたつ目は髪の毛。
若い頃は「男かっ!」ってくらい剛毛でしかも量も多く、流行りだからとうっかりソバージュなんかにした時は、もう頭が尋常でないほどデカくなってしまい封印したい黒歴史です。
しかし歳をとるにつれ、髪が痩せ、分量も程よくなってきたので、今は快適。まあ艶感は失われつつありますが、最近はテクノロジーの進化で良いケアアイテムがあるのでなんと誤魔化せます。
昔、サラサラの細い髪を風になびかせて男子ウケ良かった女子は、今ごろ薄毛の恐怖におののいているのだろうなー。ふふ


3つ目は、肌のコンディション。
こちらも若い頃はオイリー肌で、あぶらとり紙は必携。生活が不規則になると、すぐ肌が荒れていました。
この年になると、ベタつく肌も吹き出物も遠い日の思い出に。ノーマルスキンで、大きな肌トラブルはなし。
しかもオイリー肌だったためか、今は乾燥しにくいみたいなので、皺ができにくいようなのです!


多くの生物は生殖機能がなくなると死んでしまいますが、人間はそこからlong way to go…なんとかメンテしながら生きていきませんとね!