病院二景
先日検査が終了し、結果を聞きに病院へ。
とりあえずシェーグレン症候群と確定されませんでした。病気ではなく一安心ですが、ではこの酷いドライマウス は何なんだ!
まあ、唾液腺だって老化するか…。唾液増加のマッサージと保湿に励むしかないですね。
ここのところの病院通いで、気づいたことが2つ。
1つ目。
女医さんが増えたこと。
最終検査してくれたのも、診察してくれたのも女医さん。
男女雇用機会均等法施行の一年生である私としては、嬉しい限り!
私達が社会人になっ34年前、眼前にあったのは、果てしない荒野…。そこには獰猛な動物がおり、毒性植物が生え、底無し沼が潜んでいて…という感じでしたが、地道に開拓していった結果、危険動植物は減少して(絶滅はしてない!)整地も進み、少しばかり通行が楽になったのではないでしょうか?
彼女たちに熱いエールを送りたい!
2つ目。
ひとりで受診しに来ている高齢者が結構いる、ということ。
看護師さんから「はい、エレベーター2階に行って、扉を出たらまっすぐ行って右に曲がって突き当たりのところの窓口にこの書類を出して、XXの検査をして、終わったら、3階で…………そして最後にこちらからに戻ってきてください」と指示されて、戸惑っている様子…。
私だって、あんなに一気にまくしたてられたら「ちょっと、ちょっと待ってくださいよ〜。」となってしまう。
自動支払い機のところでも、操作が覚束なく、すごく時間がかかって、後ろで待っている人がイラついているのが見て取れる…。
明日は我が身だわ…と、おそらく“老後おひとりさま”な私は呟いてしまいます。
在職中は、コストと効率を重視していた私ですが、効率と高齢者フレンドリーを両立させるのはなかなか難しいのはわかります。
けれど、例えばセルフ精算機などは、各メーカーが基本的スペックーーカード挿入位置・紙幣挿入位置と向き、硬貨挿入位置などーーをどの機械でも同じになるように、標準化できないのかしら?
インディペンデントな老人目指して精進してきたいのですが、国でこれからスタディする電子通貨の世界になったら、流石にお手上げかも…。
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