リタイア婦人 りゅうたま日記

リタイア婦人りゅうたまの日々のあれこれ

旅に行けないから…

沖縄でもとうとう緊急事態宣言が発出されました。
リタイアしたら、安い時期を狙って旅に出よう!なんて張り切っていたのに、もう旅行どころではなくなってきました。ましてや海外旅行なぞ、夢のまた夢


我が旅心を満たすべく、旅のエッセイでも読もういつも選びがちな、ガイドブック的なのものでも、エモーショナルなものでもないものと思い借りてきたのは、丸山ゴンザレス著「世界ヤバすぎ!危険地帯の歩き方」




ゴンザレス名前だけでももうデンジャラスではありませんか!プロフィール写真を見ると、もう「危険地帯を取材する人」のイメージに違わぬワイルド&タフな外見。


ゴンザレス氏は、我々の常識やルールの通じない危険地帯へ踏み込み、時に襲撃されそうになりつつも取材を重ねます。
私が屈強な男で、格闘系武道に優れ、どんな危機も回避出来る高IQの持ち主であったら、人生を深化させるためにこういう体験を求めたかも。


普段は「我が人生は凡庸やのう〜。天賦の才もなく見た目味もフツーだしな〜」としばしば嘆息しますが、危険地帯のさまざまなオソロシイ実情を知るだに「ふう、ここに生まれなかっただけでもラッキーだったわ」と思わざるを得ません。


ゴンザレス氏は、危険地帯潜入にあたっての安全を確保方法やバックパック旅行のhow toなども記しているのですが、ちょっと笑ってしまったのは「会社へのお土産」について指南もしているところ。


空港で販売されているような典型的な土産品で良し、一人一人に配れるように小分け包装されている品にすべき、「ベタな土産ですけど〜」と言いながら配布するとベター、などなど。まるで女性向け記事によくある「気配りOLといわれるためのアドバイス」のよう
小指が標準的な人の親指の大きさくらいあろうゴンザレス氏が、小分け袋を会社のメンバーに配布している姿、なんとも微笑ましいです。


このようにお土産の如きペティなことにも抜かりないゆえ、危険地帯でも無事に取材敢行できるのでしょうね。


でも、ゴンザレスさん、お土産配布に関しては、ひとつ重要なことが抜けてますよ!
配布時は、必ずお局様から!またお局にもヒエラルキーがありますから、必ずまず一番最初に大奥取締役に配ること。ここ間違えると、地雷踏んで爆死します。
老婆心ながら、元大奥取締役より一言w

アラ還ノヤボウ

悪天候でカヤック&sup スクールもお休み。手持ち無沙汰なので、Amazon videoで以前よりチェックしていたチア・アップなる映画を視聴。


主演はダイアン・キートン。老人ホームのおばあちゃん達が、チアリーディングチームを立ち上げ、コンテストにチャレンジ!と言うストーリーなんですが、アメリカ映画にお約束の”You can do it !!“スピリットに友愛やユーモア、哀愁が程よくトッピングされた、お気楽に楽しめる映画でした。


余命いくばくもない主人公の女性は、ハイスクール時代、チアチームのメンバーに選抜されるも、家庭の事情で活動を断念したという経緯があり、それがずっと心に引っかかっていてという設定なのですが、チアってアメリカの女子の永遠の憧れなんですね〜。


かくいう私も、子供の頃バレエにすごく憧れていました。

親に習わせてくれと頼んだのですが、「ピアノは?(戦中育ちの母にとってピアノは憧れだったよう。私をダシにピアノをゲットしていた)お茶のお稽古は?(行儀が悪かったので強制的に習わされたどうするの?」と詰問され、諦めていたのでした。


大人になると、ニーズがあったのか大人のバレエ教室があちこちで開催され、「これは行かねば!」と気持ちだけは昂っていたにですが、いかんせん仕事と通勤だけでもう体力消耗。バレエなどハードな運動はムリムリ、という状況でした。


しかし現役を引退し毎日が日曜日の今、まさにバレエを始めるチャンス!ということで、実は去年の春、とあるレッスンの見学に行ってきたのですよ〜。


生徒は40代後半代から60代。
「みんな草刈民代や黒木瞳みたいだったら、どうしよう。」と不安を抱いていたのですが、その点に関しては、全く杞憂だったと言っておきましょうwしかしみなさん、もう長らくレッスンしているのか、とてもお上手!

友人にこの見学の話をしたら「その年代に人は、山岸涼子のバレエ漫画の影響を受けてるんだよ」 とのこと。


教室は少し遠い場所にあるし、コロナ問題が浮上してしまったので、今のところバレエレッスンはペンディング状態。
しかし、ウエア(もちろん初心者らしく分相応に、ヨガウエアのようなもの。いきなりレオタード系は、いくら無頓着な私でもハードル高いワ)とバレエシューズはクローゼットに控えており、いつでも出動OK


バレエを習うというアラ還の野望、叶えて見せましょうぞおお!!
と鼻息も荒い私ですが、まあ、オンラインレッスンから始めるっていうのが無難ですかね



やっと…着物の虫干し

沖縄は去年の年末からずっと曇天・小雨・強風の悪天候。一日中晴れ!という清々しい日がないのです。

「雪の降らない豪雪地帯」のような薄暗〜い天候で、能天気な私もさすがに気が滅入ります。
しかし、今日は久々に太陽のお出まし!ずっと懸案になっていた、着物の虫干しをしましたと言っても畳んだまま、外気に晒して防虫剤を取り替えるだけ。


昭和の戦前・戦中生まれの母たちは、「着物一揃え持たせて嫁に行かせたら、娘子育てすごろく上がり!」と言う人多くなかったですか?


我が母もその類。祖父(母の父)が着物関係の商売をしており、本人も和裁のバイトをしていたので、思い入れがあったのか、私が結婚する時には「着付け自力でできないから、着物いらん」と言っているのに、色留袖、訪問着、付け下げ、小紋、紬など各種持たされたのでした。ありがたい親心ですが、結婚して25年経つ今、まだしつけ糸のついたままのものもあり。今後着る機会はやってくるのだろうか??


成人式の時は、流石に一回だけのために着物を着るのはもったいないと思い、親に頼み込んで、年を取っても着られるようにと毛皮のショートコートを買ってもらったのですが、(まあ、他の女子と差別化したかった、というのもありましたが…)エコロジー意識が高くなった昨今、毛皮の方がまったく使えないですね。着てたら360°方向から冷たい視線にさらされること間違いなし。親に大枚叩いて買ってもらったものだし、捨てたり売ったりするのが心苦しく、今はひっそりと、しかし重々しく、クローゼット名主のような体になってます。


着物は筒型体型でないと、美しく着られないもの。若い頃はこの体型にするためウエスト消去の補正をしたものですが、今はもう不要だと思われますワwww


人生も折り返し地点をとうに過ぎているんだから、ここはもう四の五の言わずにバンバン着て楽しまないと!


テキトーな虫干し。これでいいのか?